大会案内

大会要項


記念講演


講師  スポーツ庁長官  鈴木 大地 氏

演題  『スポーツが変える。未来を創る。』
     ~Tokyo2020とその先に向けて~

【略歴】

 千葉県習志野市出身。

 競泳選手として1984年ロサンゼルス、1988年ソウル五輪に出場。ソウル五輪では男子100メートル背泳ぎで、日本競泳界に16年ぶりの金メダルをもたらした。

 順天堂大学大学院を卒業後、米コロラド大学ボルダ―校客員研究員、ハーバード大学のゲストコーチなどで留学を経験。2007年には順天堂大学で医学博士号取得し、2013年同大学教授に就任。同年には日本水泳連盟会長、日本オリンピック委員会理事に就任。2015年10月より現職。また2016年10月にはアジア水泳連盟副会長、2017年7月には国際水泳連盟理事にそれぞれ選任された。

研究概要

戦略領域 『学校組織開発』

大会テーマ『学校組織開発とマネジメント力の向上』

第8次研究中期計画の最終年次に当たる千葉大会では、戦略領域である「学校組織開発」を軸に、より良い学校づくりの具現化に向けた理論研究・実践研究を通して、ミッションである「子どもの豊かな育ちを支援する学校事務」を追究し、その実現を目指します。

少子高齢化・グローバル化が進展するなか、日本の将来を担い次世代を生き抜く子どもを育成することが学校に求められています。しかし、暴力行為・いじめ・不登校等の生徒指導上の問題、特別な配慮を要する児童生徒の増加等、学校が対応すべきことが山積しています。家庭の経済状況の悪化や親の無理解、地域社会のつながりの希薄化等が絡み合い、課題解決をより困難にしている場合も少なくありません。加えて、教員が子どもと向き合う時間の確保も声高に叫ばれるようになっています。そのようななか、平成271221日中央教育審議会から「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」の答申が出されました。答申では、これからの学校が複雑化・多様化した課題を解決するためには、「学校の組織としての在り方や、学校の組織文化に基づく業務の在り方などを見直し、『チームとしての学校』を作り上げていくことが大切である」と述べられています。

学校組織の在り方については、現在進められている教育改革のなかでも取り上げられてきました。最も大きな転機となったのが、平成10年の中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方について」です。答申では、「学校の自主性・自律性の確立」を前面に掲げ、「学校裁量権限の拡大」「学校運営組織の見直し」「地域住民の学校運営への参画」等の具体像を示しました。「学校運営組織の見直し」では、「学校運営が校長の教育方針の下に組織的、機動的に行われるよう、主任制、職員会議の法令上の位置付け、在り方等を含め学校運営組織の適正化を図る」と提言しました。それを受け、副校長、主幹教諭、指導教諭等の新たな職の創設や職員会議の法制化が行われました。さらに、平成12年に発足した「教育改革国民会議」では、学校に組織マネジメントの発想を取り入れることが示され、以降各地で学校組織マネジメント研修が行われています。

 このように、学校組織の在り方について様々な改革が進められてきていますが、現在の学校が組織として十分に機能しているかと問われれば、大きく肯くことができない状況であると言わざるを得ません。学校は、長い間教員一人一人が個々に学級や分掌で力を発揮してきたということから、組織として協働することに対する意識がまだ十分ではないように思われます。すなわち、個業型組織から協働型組織への意識の転換が必要なのです。

そこで有効なのが「組織開発(organization development)」です。組織開発とは、組織の有効性・健全性を高めることを目的に行う組織の変革やそのプロセスを言います。組織をより機能させるために、組織を発展的に改善していくプロセスとも言えます。「人材開発」が直接「人」に働きかけるのに対し、組織開発は組織を構成している人と人との「関係性」に着目します。組織のシステムや制度といったハード面や、組織文化や職場の風土といったソフト面を改善することで、組織の機能がより高まります。しかしながら、最終的に組織を構成するのは「人」であることから、個人が変わらなければ組織も変わらないのは言うまでもありません。個人の力量を高め、さらに効果的に発揮できるように個人及び周囲に働きかけることも組織開発と考えられます。

第8次研究中期計画で述べてきた「人材育成」「カリキュラムマネジメント」「学校ガバナンスの確立」「地域協働」、これらを効果的に行っていくためには、学校の組織としての力が必要であり、学校組織開発が不可欠です。「地域とともにある学校をマネジメント」を基盤とした第8次研究中期計画の総括として、以下の課題を整理し、学校組織開発における事務職員の役割、キャリア形成・能力開発、共同学校事務室の在り方や役割について考えます。
(1)学校組織の在り方とリーダーシップ
(2)学校のマネジメント力の向上と事務職員・共同学校事務室の役割

 日本の空の玄関であり国際都市の象徴である千葉県は、海や山、歴史といった自然の魅力もあふれています。グローバルとローカルの共存する地で、「一人の力を組織の力へ すべては子どもたちのために」を合言葉に、全国の皆様と新たな学校事務を展望しましょう。

キャッチフレーズ

 あした
-未来へ- 

半世紀の思いをつなごう 夢半島ちば

 50周年という節目の年にあたり、本大会は先達が確かな足あとを残し、継承されたことをもとに、次代へと引き継ぐ大切な機会であると考えます。

「半世紀にわたる歩みを、さらなる希望に満ちた明るい未来へつなぐ」そんな思いを参加者が共有できる大会を目指します。

 

シンボルマーク

 千葉県は三方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれています。温暖な気候ではありますが、はるか黒潮からは時に猛々しいほどの波が海岸線に打ち寄せます。このシンボルマークは、千葉県の形を「鳥」に見立てて「飛翔」や「躍進」を表しています。

 千葉県の特産品である「落花生」をCHIBAの「B」に読みかえて千葉県らしさも演出しました。50周年を契機に、荒波を乗り越え、さらなる飛躍への思いを表現するとともに親しみやすいデザインとしました。